幸福恐怖症を抱えた女の幸せ探し -15ページ目
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想像力、実現性

 iotus-issueさんの記事


 こうなりたい、こんなことしたい。

 そういった創造力が人間にはある。

 実現するための実現力はその創造力が源となって動かされるもの。



 常に『創造力<実現力』でいたい



 と書いてあった。

 多分、今のおいらはこの図が当てはまる。

 とは言っても、創造力が極端に乏しいだけで、自分の中で思いつく小さな希望をひとつひとつ叶えているだけに過ぎない。

 大好きな恋人のために、たくさんの創造力を膨らませ、それを実現していく

 なんて素晴らしいんだろう。

 それは時に相手の協力を得て、さらに大きな実現力を持つ。


 

 恋人のために膨らませる創造力、おいらも欲しい。

 おいらを好きになってくれる人はいつも、あれをしてあげよう、これをしたら喜ぶだろう、そんな風に扱ってくれていた気がする。

 それを受けて、相手の希望するような反応を起こすことに対して必死になっていた。

 どんな風に喜んだら、相手も嬉しいんだろう。

 そんな小さなことにもおいらは脅えて、恐怖心を蓄積させていたのかもしれない。


 なんてつまらないことで幸せを逃しているんだorz


 

 ■■君を信じるためにできること■■

幸せな人のブログを覗こう

 

 幸せそうな家庭も、一歩家の中へ入ればそこには険悪なムードが漂っている。


 ……というのが当たり前だと思っていたおいら。


 最近アメブロ内を徘徊するようになって、幸せそうな人のブログらに衝撃を受けた-ω-

 それと共に、そうなりたいと強く思うようになった。

 おいらの知らないことばかり。




 今までは男の人に、幸せな結婚をしようと言われても、


見たことも食べたこともない料理を作れと言われている気分だったんだ。




 ちょっとうまいことゆった。


 今までにも自覚してた、幸せになりかけたら自ら放り出す癖があること。

 恐ろしくなって不安で不安で、心の底から震えてきて、結局自分から幸せを逃がす。

 それはきっと、「見たことも食べたこともない料理」を作る自信がないからなんだ。

 と、ブログを色々見ていて思った。

 もはや「食べる」ことは不可能でも、「見る」ことはできるかもしれない。

 いろんな人のブログを読んで、幸福というものの存在を知ることから何かが変わるかもしれないと。

 

 これ以外に関しては異様にポジティブだったり明るかったり、過剰に人を信用、信頼する癖まである。

 だからたぶん治ると思うんだ。(←ポジティブ)

 

トラウマを引きずる23歳

 

→基本データ。

 

 1982年生まれ、2005年現在23歳。

 性別 : 女

 家族構成 : 父、母、弟

 言語 : 関西弁

 ID : end-ear


 たばこの煙を極端に怖がる。

 特に父親の吸っていた銘柄には過敏に反応(無意識)、呼吸困難を起こす。

 幸せを掴みかけると、その裏にある崩壊の図しか見えなくなって自分から逃げ出してしまう癖がある。

 用心深い割に、一度心を許すと相手を信じきってしまい裏切られるケース(恋愛、友人問わず)も多々。

 人見知りをせず、ご飯をおいしそうに食べるらしい。

 餌付けに弱い。



→ブログ動機


 結婚の約束までしていた、2年付き合った彼氏を自分からふった。

 これ以上ない、おいらのトラウマや家庭環境全てを受け入れてくれる人だったが恐怖心に勝てなかった。

 ずっと友達付き合いをしていた知人が2005年になってから初めて女として見始めたと言い出し、言い続けられながら慰められたりおいしいものを与えられたりしているうちに男の人として見るようになった。

 それが今の、一回り年上の恋人。

 おいらの中の父性的なものが欠落していたためか、父親のような無条件な優しさ、雰囲気に惹かれたんだと思う。



 最近アメーバブログ内を徘徊するようになって、幸せな結婚生活を送る人たちの存在に驚愕。

 そんな世界があるのか、と23歳になって初めて知り、ここでのリハビリを希望スル。


 幸福恐怖症の症状をもう繰り返したくない。

 優しい一回り年上の、今の彼氏を傷つけたくない。

 歳の差のせいで生まれる不安材料もきっと、そのうち恐怖に変わるかもしれないから。

 

望まない出会いから生まれる人生

 

 結婚の約束をした男女がいました。


 女は喜んで両親に伝えますが、男の実家がやや遠方の他県であることによって猛反対を受けます。


 スーツを着込んで男は女の両親の元へ挨拶に行きますが、会うことすら叶いませんでした。


 女の両親は、女の幸せを考えていましたが、遠くへやることは自身たちの寂しさからどうしても譲れない想いでした。


 特に、優しく体の弱い父親が涙を流して懇願し始めたため、娘は別れざるをえなくなりました。


 悲しみに暮れる娘に、困った両親は縁談を持ち掛けました。


 もちろん、そんな気になれない娘。


 無気力になっていたこともあり、両親の組む縁談話の流れに飲み込まれます。


 父親は言いました、彼は自分と同じ干支だからきっと良い人だ。


 恋人を失った娘にとって、心のよりどころは父親しかなかったのかもしれません。


 きっと良い人だ。


 恋人を忘れさせ、県内で結婚させるため、親戚一同必死で説得します。


 相手の人は見た目は良くないが優しそうではあります。


 一緒になってくれたらそれだけでいい、何もしなくていい、その人は言いました。


 娘が自体の進行に気づいた時にはすでに、結婚の話は元に戻せないところまで進んでいました。


 

 結婚した直後、娘は知るのです。


 その相手は結婚してはいけない人だったことを。


 偏った価値観、偏った亭主関白、家庭内暴力、言論暴力、経済的暴力、被害妄想、


 それらを持ち合わせた男であることを。


 もはや時間は取り戻せるものではありません。


 その結婚をするまで、性的な男というものを知らなかったほど真面目な娘は状況を飲まざるを得なかったのです。


 


 そして長女の、わたしが生まれました。


 

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