欲求 | 幸福恐怖症を抱えた女の幸せ探し

欲求

 

 しぃ姉さまの記事 にコメントしてて、というか相談に乗ってもらってて自分の不思議に気づいたので記事に。

 性のお話。

 

 

 おいらは生まれてこのかた、これが普通だと思っていたのだけど、むしろ少数派かもしれないことに最近気づいた。

 性への興味がとてつもなく薄い。

 それは男の人に興味がないとかってゆー問題とはまた別もので、いわゆるえっちぃことに興味がないのだ。

 もちろん彼とはえっちぃこともするし(ここでは仲良しする、という言葉を主に使う)、それによって愛情を感じたり幸せになれたりする。

 でもその行為自体に対しての興味が極端に薄いように感じるのだ。

 

 彼に愛されたい、もっと構って欲しい、そういう時にするものだと思ってた。

 だからひとりでするなんて考えたこともなくて。

 いわゆる、抵抗があって嫌だとか気持ち悪いとかっていう感情ともまた違う、ただ興味がなくて思いつかない感じ。

 ブログを見てまわっていて、ひとりでしてる女性の多さにびっくりした。

 マイノリティはおいらだった! みたいな。

 おいらは決して、彼とたくさんしてるから欲求が薄いのではない。

 23歳の恋人のいる女の子にしてはむしろ少ないかも、彼34歳でそんなタフじゃないからw

 しない週だってある。

 さすがにしない週は、愛されてないのかなぁ、飽きちゃったのかなぁって不安になるけど、性的欲求不満とはちょっと違うのだ。

 

 

>体のつながり以外ですごく満たされてるとかで、そんなに欲求が沸いてこない、ってのもアリかもしれないし~。

 

 

 しぃ姉さまから頂いたコメントレスを見て、ハッとなった。

 確かに彼とは気持ちの上で満足している部分が多いから、性的な欲求が抑えられてるかもしれない、と思った直後。

 

 

 おいら、彼氏いない時とかもっと、のっぺらとしてる(汗

 彼氏いなかったりしたら男の人とはもちろんのこと、ひとりでもしない、そんな期間がずーっと続く。

 多分、5年間彼氏ができなかったら5年間そういったことに一切ノータッチな人間になってしまうのだ。

 

 

 高校以降、遊んでるつもりもなにもないんだけどおいら人生で恋人がいなかった時間があまりない。

 それでも半年くらいは間がある時もあって、そういえば恋人欲しい! って思ったこともあまりなかった。

 

 

 これから察するに、おいらが求めているのは性的な男性ではない。

 父性を持った男性

 今までも、おいらが育つ過程で欠落していた父性を補うために年上が好きだったり包容力のある人が好きであることにははっきり自覚があった。

 男性に対して性的な期待がないのかもしれない。

 構って欲しい、愛されたい。

 

 

 えっちしたい? って聞かれたら頷くし自分から言う時もあるけどそれは、それ自体をしたいわけじゃなかった。

 愛されてることを確認したいの、もっと構って欲しいの。

 そういう気持ちからだった。

 

 

 彼が構ってくれない時、冗談で「おいら若いのに欲求不満になっちゃうよぅ!」とか言ってみたりするけど(爆

 使い方間違ってた、これからは気をつけよう。

 でも愛されたい欲求が不満なんだから間違ってはいないか? ハテ。

 

 

 

 おいらの心は父親を失ったあの頃(←どっかで生きてるけど)で成長がとまってる、子供のままなのかもしれない。

 

 

 

 自分の欠陥を見つけるたびに彼に対して、こんな子でごめんなさいといつも心の中で思う。

 彼のそばにいたいから黙って勝手に許してもらってる。

 

 でもなんだろう、うまく言えないけど、彼を見る時のどきどきする感じとかときめきとか、父性とはまた違った何かを感じる時があるの。

 父親の代わりが欲しいだけ、とは今はちょっと違うって自覚し始めてるよ。

 ちゃんと自分の勉強して大人になるから、手を離さずにそばにいてね。