弟とケンカ | 幸福恐怖症を抱えた女の幸せ探し

弟とケンカ

 

 うちの弟くんは妙な子です。

 おいらと母上に可愛がられて育ったのでわがまま放題で、母上は弟の言うことには何も反対できない人。

 

 短気ですぐ逆ギレし、度胸も根性もない、そしてよく嘘をつく子です。

 

 わかってるのです、わかっているのですが、「今度こそ」という言葉に負けておいらと母上は彼のためにいつもお金を出してしまうのです。

 

 

 専門学校へ通う弟のために、母上とおいらで必死で働いて生活費と学費と交通費と、芸術系専門学校には付きものの多額の教材費

 毎月万単位でぽんぽん弟に母上を通して請求くらう。

 おいらが苦しくなって出せなくなると逆ギレ。

 

 そんな弟が、今日(9月8日)おいらが残業してへとへとで帰宅して夕飯にかぶりついていたら。

 ビール缶2本をテーブルに転がして真っ赤な顔に上機嫌で話しかけてきた。

 

 

「あんた、顔真っ赤やでー」

 

 

「久しぶりの酒やからうれしいねん」

 

 

「久しぶりって、ついこないだ(2~3日前)も飲んでたやん」

 

 

「はぁ? 知らんの? 俺毎日飲んでるねんで?w」 (←なぜか自慢げ)

 

 

 おま……、

 

 

 こちとら、弟の教材費の請求が母上からくるのに脅えて、毎日昼飯を200円で抑えて頑張ってるっつうのに、毎日飲んでるだと?!

 しかも、毎日たばこも吸ってる。

 

 

「うちがどんだけ昼飯我慢して残業してあんたの費用捻出してると思ってんのよーっ!><」

 

 

「あぁ? 知るかよ。 ざけんな」

 

 

 そう言って逆ギレして超不機嫌に部屋へ戻っていった……。

 

 

 

 ああぁ?!

 まじ、キレるのはおいらの方やっちゅうねん……ピキピキ。

 

 

「渡してたお金、もしかしてあの子のたばこや酒代になってたわけ?」

 

 

 母上に問う。

 

 

「え、いや、学費も必要やし……」

 

 

「たばこや酒我慢したらもっと必要なかったんちゃうの? 結局夏休み中一度もバイトしなかったんでしょ?」

 

 

「いや、その、あの……」

 

 

 プチーン。

 

 

 仕事で疲れてるのも手伝ってむちゃくちゃ腹が立った。

 怒るっていうか、おいらが一生懸命貯めてた貯金、そんなことに使われて、なんであんな態度取られないといけないのかと思うとむしろ悲しくなってきて。

 隠れて泣いた。

 

 

 しかもこの会話の直前で、おいらが夜遅くに帰宅するの怖い、と母上と話していたのを、

 

 

「何が怖いねん、そんな歳ちゃうやろ。 怖いとかおおげさすぎやわ

 

 

 とバカにした。

 ほんま、こういうあほな男がおるから世の中は……。

 そのくせ、俺は人間が出来てるとか、友達に「根が強い男」だと言われてるだとか、延々自慢話。

 

 

 

 おまいのどこが根の強い男だあああ!!

 自分の夢叶えたいんならバイトくらいしろおおお!!

 

 

 

 短期のバイト、ネットで見ようか? と言った時、おいらをうるさいうるさいと悪魔のような扱いして自分で探すと豪語し、挙句一度もバイトの面接すら行かず、夜通し友達が泊まりにきてどんちゃん騒ぎしだす始末。

 バイトしなかったの? と聞くとまた逆ギレ

 正直、こんな男、身内じゃなかったら関わりたくないぞ!

 これで自分は100%正しくて強くて良いヤツだとか思ってるとか、ありえなくねーか!

 

 

 以前載せた、弟のやった心理テストの結果見てわろてください。

 →こちら

 

 

 

 少し彼に愚痴を聞いてもらって、おいら決めた。

 バイトもしない、酒飲んでたばこ吸って、自分ひとりで生きてるみたいな態度取るような弟にもうお金出さない。

 もう、おいら知らない。

 

 

 

 ふー、愚痴吐いてすっきり。